十一面観音さまの肩からマフラーのように長い布がふわさとかけられています
これを天布(てんね)といいます
その布は、十一面観音の身体から離れて彫られています
軽い上等な布にみえますねぇ
ええなあ
これも作るのが大変だといいます(すごいなぁ)
写真で確認できましょうか?
先日、本田不二雄さんのZOOMのトークイベントを拝聴して奈良の長谷観音の写真が大きく映り、あ、うちとおんなじ!と思って嬉しくなりました
光背は唐草光と言って蔦が繁茂するデザインです
よ〜く見ると完全な左右対称になっていません
さあ、どこか違うか探してみよう
光背に貼り付いている梵字は「キャ」と読みます
文字は雲母の透明な丸い板で蓋がしてあります
十一面観音さまをシンボライズする文字(種字といいます)です
このデザインも長谷の観音さまと同じです
今回初めて気が付きました
ネットで検索すると他の十一面さまは必ずしもこのデザインではないようです
みんなこのデザインと思ってましたが、違うのかも
うちの十一面さまは、長谷の観音さまの最大の特徴である錫杖はお持ちじゃないし…
そもそも古いお仏像の光背は失われやすいです
仏像はやっぱり愛おしいです
続きは明日
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先ほど十一面観音供養法は948座め修し終わりました
今日は大船に伺います
今、電車の中で書いてます