如何にして藤川はこうなったか⑤
私は子供のころから自分の男性性に自信が無く、高校生のときに、それが決定付けられた訳です
それで、どういう方向に走ったかと言うと「男らしさなど価値が無い」でした
男らしさに価値がなければ、男性性に欠けた自分は救われる
という理屈ですね
もちろんうまくいきませんでした
オトコはヘタレで女は偉い、という呪縛はずっと私を縛り、多分40代前半まで続きました
30代はほぼ鬱状態でした(32〜42くらい 四柱推命の大運期とぴったり重なります 興味のある方はお調べ下さい 午前3:05 福井市生まれ)
ある時、ふっと「あぁ、自分は男らしくあって良いのだ」という啓示(大げさ)があってすうっと楽になった思いがあります
特に事件があった訳ではなく、降りてきた感じです
断じてそれだけが鬱の原因ではありませんが、この啓示が私が立ち直るきっかけであったことは間違いありません
私を救ったのは「男らしさの呪縛から逃れた」からでは無く「伝統的男らしさへの回帰」です
そういう訳で、実は私は「多様性」に全幅の信頼を置いていません
いま、Toxic masculinity(有害な男らしさ)という議論があります
これはいつかテーマにしたい話題です
世界で最も多様性の進んでいるのは、インドのカーストのように思います
カースト制は簡単には否定しきれませんことについてもいつか書きます
またフェミニズムは多様性と相性が悪いと思います
世界の文化をいちいち尊重してたら女性の平等はありえないでしょう
平等と差別の問題は一筋縄で行くはずがない
ま、そういう訳で、私は千葉大学の人文学部心理学専攻に進むのでした(唐突!!)
(小難しく考える癖は後半のコンピュータと私に繋がります お楽しみに(笑))