2日間廃物希釈のお手伝い
師匠宅で2日間かけて廃物希釈のお手伝いをいたしました。
要は必要ないものを捨てるのです。
私は日頃から「捨てたい、捨てたい」とつぶやいておりましたし、スキを見ては、これ捨てましょう、あれ捨てましょう、とやっておりましたので、「お前のやることは、まったく廃物希釈である」と言われておりました。
スズキの軽自動車パレットで鎌倉市の粗大ゴミ集積場に3回往復いたしました。
師匠は多分、家の中のほとんどのものを捨てたように思っていらっしゃいますが、いいえ、まだまだっ。
戦いは緒戦でございます。
始まったばかりです。
お掃除はだいぶ終わったなぁ、と思ってからが本番でございます。
師匠も「捨てグセ」になる、とおっしゃってました。
実は来週もまた捨てるために鎌倉まで参ります。
私も自坊のものをだいぶ処分しました。
当家でさえあんなに捨てたのです。(これ以上は申しません。)
生きていれば汚れます。
汚さないことが仏法ではないと思います。
汚れても汚してもキレイにし続けること。
これはあるレベルを越えてくると快感になります。