ヤマト運輸の宛名印刷
しめ縄をヤマト便で送付するために送り状を50枚弱書く必要がありました。
手書きで伝票を書くのは大変だと思いましたので、ヤマト運輸のサイトで、送り状のデータを取り込んで送り状をプリンターで印字できると聞き、やってみました。
結論!
手書きの方が楽。
「たくさんの伝票を一度に印刷する」ための仕組みではないです。
私は母によく荷物を送りますが、決まったところに何度も送るには良いかもしれません。
(それはスマホから送る方がよいかも。そういう仕組みがあります。)
①住所データは一件ずつ入れるしかない。
(EXCELデータの一括取り込はできません)
②入力データの一覧表を作成できない。(チェックがしづらい)
③一枚づつしか出力できない。
大量のEXCELデータをコピペしてヤマトのフォームに入力しましたので、AさんのデータをBに入力してしまったかもと心配になります。チェックしましたが一苦労でした。
来年は楽になるかもしれませんが、同じ人に送るとは限らず、新規の人の住所の登録が必要です。そして、その人が本当に新規かどうかのチェックは容易ではありません。
これで、上願寺では個人の住所データは3つ登録になってしまいました。
1筆まめ(葉書、封筒、ラベル印刷用のアプリ)
2ACCESSによる御祈祷の管理ソフト(御祈祷時、信者さんの住所を読み上げるのに必要)
3ヤマト
住所に変更があれば3つのシステムの変更が必要になります。
住所データを統一するためには共有のデータをそれぞれのシステムが参照するようにするか、
封筒の宛名印刷も、送り伝票も、月々の御祈祷の一覧表もすべて作成できる巨大なシステムを作るしかないと思います。
当院のような極小の組織でさえこのありさま。
健康保険やら、年金やら、税金やら、の個別のID番号で管理された国のシステムを統合するのは気が遠くなるような作業になりましょう。
一朝一夕にできるはずがない。
師匠の寺も同じような構成ですが(私が管理してます。)、藤川さん、なぜ住所を二つ入れるんですか?どうして統一しないんですか?と聞いてくる人がいました。
殴りたくなります。やれるんならお前がやれ!
システムにおいて「できるはず」は全く信用できない。
この手のコンピュータによる作業は分担しづらいのも注意点です。
「伝票10枚づつ三人で書く」がコンピュータの作業ではできない。
かくしてコンピュータは10人でやっていたことを独りでできるようになりますが、10人分の責任を独りで追うことになります。
(愚痴です。ふぅ)