③賀茂別雷神社(上賀茂神社)
かもわけいかづち神社
京都の一宮神社です。
別とは若の意味だとか。
京都に数ある神社の中で最も格式高いとされている神社。
私の今回の旅の目的はまずは貴船神社でした。
貴船神社も鞍馬寺も近年スピ的に人気が出て来ましたが、上賀茂神社は葵祭で有名な京都人の正真正銘心のふるさと(勝手に言ってますが)
実は車で貴船神社に向かう際に途中に見かけて、これは、ちゃんとお参りしなくてはと思いました。
非常に清明な空気。
有名な砂山が二つうず高く積まれています。
メンテナンス大変だろうなぁ。
清めの砂として売店で販売しております。
私も購入しました。
神主さんからお祓いを受けたあと、本殿の斜め前に通され、直々にご説明がありました。(本殿に直接お参りできるのは素晴らしいこと。)
平入形という美しい檜皮葺きのお社が正面に二つ並んで建っています。
本殿と権殿といって左の権殿には神は鎮座していらっしゃいません。
本殿に何か事故があった時のバックアップのようなご説明でしたが、こんなに近接していては天変地異による災害時には役にたたないと思います。
ここも式年遷宮が21年ごとに行なわれる神社です。
もしかすると本殿を建て替える時に一時的に権殿にお移りいただくためかも。
なんとも贅沢。
きっと深淵な意味が隠されているのでしょう。
祭神は賀茂別雷大神(カモワケイカヅチノオオカミ)
賀茂玉依比命が鴨川の上流で赤い矢を手にすると処女懐妊。
成人なさって天津神の父君のところにお戻りの後、再びこの地に降臨なさったとの神話。
矢は洋の東西を問わず恋の象徴(弁天様もお持ちです。同じです。)
男の介在なしに神が生まれる。
興味深いです。