⑤三法堂
京都の老舗の仏具屋さんです。
元治元年創業
慶応の前
西暦1865年
創業157年
目がくらみます。
京都には、仏具、掛軸(表装)、法衣、建築など仏教界を下支えする古い古い企業群があり、さすがに仏教の都だけのことはあります。
19日にお約束して伺いましたが、当日は休日で、わざわざ私の為だけに社長自ら待機してくださっていたようです。
恐縮です。
今回の旅のメインイベントです。
購入したのは純銀の「羯磨形聖天像」
ショーケースに入れてディスプレイするようなものではなく、ここにたどりつくだけでもご縁がなくてはかなわないものです。
ある方(僧侶)が、購入を検討なさっていて、お迎えして良いものか、というご相談を私になさいました。
私は購入をお勧めしましたがもう一体あるとのこと。(私で売り切れ)
四天王寺に伺うまさにそのタイミングでしたので、私もお迎にあがった次第です。
羯磨形聖天とはどういうものか?
抱き合う象頭がお二方とも正面を向いていらっしゃるお像です。
私が300座拝み始めた本尊と同形のものです。
このお像は社長が丁稚の頃からここにある、かれこれ40年は眠っていたお像だとのこと。
銀天は祈願を叶えるお力が強いともうします。
お像はちょっと怖いです。
お像をお迎えすると逗子やらなにやら付属のものの準備資金が大変ですが、聖天様がご用意してくださるでしょう。
なんとかなります。