宮﨑駿『君たちはどう生きるか』
私は絶賛派です。
音楽も、絵も、セリフも、声も、ストーリーも、最初から最後まで心地よい。
「こちらの世界」と「あちら世界」の境い目がふらふらする感覚、どちらが「君たち」にとって現実なのか、わからなくなる感覚、いったり来たりする感覚。
悪意の扱い方がまた素晴らしい。
肉親、血縁の感覚はむしろ保守的とさえ言えます。
唐十郎の演劇などより、よほどわかりやすく、エンターテイメントです。
泣けますよ。

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