陰陽師0 見てきました。
ご祈祷をする人間から見て、大変良質な映画だと思います。
前半は安倍晴明(山崎賢人)が、不思議、怪奇のほとんどは、合理的に説明できるものだと冷静に説いていきます。
そのうえで、物語は意識、深層無意識に移り、その後に、物質化・現実化と進みます。
清明の唱える呪文は聞き覚えのある、しかし、微妙にずらしてあるところが好感を持ちました。(監修、加門七海氏)
印相もお見事(解説しようと思いましたが止めます。)
本物はある。
しかし、簡単にアクセスしてはならないものである。
いいすねえ。(こんなセリフはありません、念のため)
恋の展開も昔風で好きです。(安倍晴明は恋しません。映画でご確認を…)
図像もお見事。