海外ではこうだ、というのはもはや通じない。
戸籍も天皇制も世界で日本にしかない。
世界がこうだから、という言い方は、むしろ選択的夫婦別姓に反対する人の神経を逆なでするであろう。
ちなみにドイツと日本は自分たちの文化が特殊なものであると信じる傾向のある国民だそうだ。
そうでない国というのは「自分たちの価値観は普遍的である」と信じる傾向にあるということだろう。
よけいなお世話だというのが、日本とドイツということだ。
選択的夫婦別姓の背景に戸籍と天皇制があると思う。
これが選択的夫婦別姓推進派に勝ち目がないだろうと思える理由の一つだ。