来月5月23日（日）に鳴り護摩を修します。
この時期にはぜひ、コロナの緊急事態宣言が解除になっていてほしいものです。
鳴り護摩は甑（こしき）と呼ばれる樽にコメを入れて、下から熱したお湯から出る蒸気を充てるとボーっと不思議な音の鳴る、ありがたい護摩です。
二枚目の写真を見ていただくとお分かりだと思いますが、「たが」の部分と樽の部分に隙間が見えます。
これだとよく音が鳴りません。
前日から水につけてふやかしておく必要があります。
ある意味、火を使う護摩よりも、手間がかかります。
護摩壇を準備しなくてもよいので、出張して焚くことも可能です。
今年は初めて、札を外注いたしました。
もう手で作っては追いつかなくなっています。ありがたいことです。
この御祈祷は「一願成就」と申しまして、受け取った方が、願意をお札に込めます。
結構、願いがかなったというお話をいただきました。
例えば、先日当院で仏式の結婚式をあげましたが、その方はこのお札に願をかけ、結婚相手が見つかったそうです。
当院の御祈祷の中ではもっともコストパフォーマンスがよいと思われます（笑）
3000円です。
（もっと高くしておけばよかった……）
当日、非常事態宣言が明けていればぜひお参り下さい。
またZOOMによる配信も致します。
私は最初に師匠のところでこの鳴り護摩を経験して大変感動したのを覚えております。
私などは、火の護摩よりも好きです。
音に反応する方には思うところ大だと思われます。
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