本年もよろしくお願い申し上げます。
浄土真宗が仏法興隆のため、SNSで法話を発信しているそうです。
正確な文言は失念しましたが、「虹は雨のあとに出る」という内容で発信したところ、ちょうどその時期、九州地方で大雨があり、「お気楽」「お花畑」といった批判が相次ぎ、炎上したという番組をNHKでやっていました。
万人に受け入れられる言葉など、ないのではないか?
お釈迦様は対機説法と申しまして、お相手の方の状況に合わせてそのお話を変えたと申します。
ご相談にいらっしゃる信者さんの為に、私は言葉を絞り出して対応しておりますが、他の人に同じことは言えない。
大勢の人に届く言葉は難しい。
私は趣味で映画のレビューをよく書いていますが、その内容に賛成する人、反対する人がいてもちっとも構わないのです。
しかし、仏教の話がそれでいいのか?
私は最近、仏教の通り一遍の話をブログに上げることが恐ろしかった。
経典の内容を解説する文章などを書いても、血の通ったものにならないような気がしていました。
しかしどうもそうもいっていられない段階に私は来てしまったようです。
さてどこまで行けますことやら。
今年は個々の信者さんに対してだけでなく、大勢の人に対してちゃんとお坊さんとしての務めを果たすべき時が来たように思います。
今年もよろしくお願い申し上げます。
上願寺 藤川竜光 合掌
