無意識を美しく
天部の神様にお酒をお供えすることがあります
天部とは毘沙門天、弁才天、大黒天、のように〜〜天と呼ばれる神々です
お酒に酔うと本性が現れるのだそうです
天部は基本的に槍やら刀やらドクロの首飾りやらを持って(持物(じぶつ)といいます)恐ろしい形相をしています
天部のお像はどこか不気味な感じのするものが良いものだといいます
もちろん素人の持つべきものではありません
お酒を召し上がるとそういった恐ろしい外観の奥の清らかな慈悲が現れるといいます
本性はお優しい、いいですねぇ
逆は怖いですねぇ
先日、映画「鬼滅の刃」を観ましたが、炭治郎の無意識に魔が侵入する場面があります
ボリビアのウユニ塩湖がモチーフでしょうが、それはそれは清らかで美しい
無意識の世界で炭治郎の分身は、魔を案内して魔の望むものを開示してしまう
そして魔は結局何もせずに退散します
むしろ清められてしまう
本音や本性を美しく保つこと
行は道楽と言いましたが、もし意味があるとしたらこれだと思います
無意識には悪魔が住みますが、それを前提とせずになるべくきれいにしましょう
魔に敏感な人たちがいます
きれいな無意識の世界では魔の活動は抑えられます
取り込まれないようにきれいにしましょう
ビクビクするほどたくさん魔を寄せます
魔を追い出したり遮断することを考える前に魔を呼ぶものをきれいにしましょう
魔に注力してはなりません