一見さんの重いご祈祷
本日、師匠のところで一日手伝いをしておりました
そこに急な来客
お姉さんが第4ステージの癌だそうです
それだけの重いご祈祷内容は、いわゆる一見さんはお断りするのが師匠の流儀です
しかもお姉さんにはご祈祷することを伝えたくないとのこと
私は相談の場面には同席しませんでしたが、師匠はどうやって断るのだろうと思っていました
実は師匠はこのご祈祷を引き受けて、すぐにご祈祷をはじめたのです
何としてでも直したい!ならば、引き受けなかったとのこと
相談者は身内としての誠を尽くしたいとうことだそうです
師匠が相談者に向かって「結局、あなたの問題ですよね」というような問いかけもしたようです
ダメなものはダメです
助からないものは助かりません
師匠も長い付き合いの信者さんであれば対応も違ったと思いますが、
病気が治ることより身内としての誠を尽くすことに焦点が定まった時に、ご祈祷が可能になりました
最後に師匠は「このご祈祷の結果、あなたが何か感ずるところがあったなら御礼祈祷をするように」
と申し伝えたそうです
通常三万円の特別祈祷でしたが一万円でした
いろいろ考えさせられました
このようなパターンのご祈祷は通常師匠はなさいません
珍しいことです
それなら、私も私も、と師匠のところに押しかけても無駄ですから…