竹寺 開扉法要(かいひほうよう)

3月13日埼玉県飯能市の竹寺にお参りいたしました

 

竹寺は牛頭天皇をお祭りする神仏習合のお寺です

今年は丑年のご縁年

秘仏の牛頭天王・八将神の神像が今年いっぱい御開帳されます

3月13日はその御開帳の初日「開扉法要」でございました

 

開扉法要は「かいひほうよう」と読みます

私は読めずに、ご一緒した羽田先生に叱られました

 

飯能市中心から車で30分近くかかる山奥にあるお寺であるにもかかわらず、かつ大雨の日でございましたが篤信の信者さんが大勢あつまっていらっしゃいました

実はこのお寺のご本堂は15年ほど前に一度焼失しております

しかし、その数年後には茅葺きの立派なお堂が再建されました

信者さんがその復興を願って多くの寄進が寄せられたに違いありません

大変霊威の強い牛頭天王さまでございます

先の12年まえの丑年にもお像を拝ませて頂きましたが、今回はまるで違う像を拝見できた気がしました

ご住職が丹念に拝んでいらっしゃるのはもちろん、大勢の信者さんが拝んでいらっしゃるのは明らかです

ご利益が強力なのでしょう

●御開帳は今年いっぱい続きます

かなりの山奥のお寺ですが多少無理を押してでも参拝する価値のあるお寺です

●芸術家のインスピレーションを掻き立てるようです

このお寺は句碑が多くあります
写真にあるような竹を使ったオブジェもあります
特筆すべきは本堂(牛頭天王をお祭りする階段を登った上の建物)の脇にある木に彫られた彫刻です

この木は本堂が焼けた際に山への類焼を身を持って防いだ木です
この木に感銘を受けた彫刻家がほったものです

12年以上の歳月を経て神威を帯びてきてます

必見です

●本尊は牛頭天王さまです

薬師さまは本地仏としてお祭りされており、本尊はあくまで牛頭天王さまです

●竹林は瑠璃殿の建物の中から見える景色にあります

竹寺の名にふさわしい景色ですが、山門から本堂に向かう道にはあまり竹は見られません

ご注意ください

●竹寺は私の仏道を開いて下さった大恩あるお寺です
近い家に団体参拝をしなくてはと思います

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