角川武蔵野ミュージアム①
先日東所沢にある角川武蔵野ミュージアムにいってまいりました。
いきなり、隈研吾氏デザインの神社が敷地内にあるという驚くべきエリアでした。
角川の施設ですからミュージアムの中心施設は図書館になっていて、そこは昨年の紅白歌合戦で中継されたところです。
施設のメインはどうやら角川のオフィスであり、ミュージアムも併設のレストラン(社員食堂)も社員と外部との境が極めてあやふやという不思議で大胆な造りでした。
あまりに興味深い空間でしたので3回くらいに分けてレポートしようと思います。
今回はミュージアムで開催されていた「俵万智展」。
会場はほぼ全てが文字のみで装飾されています。
色を変え、大きさを変え、布やら立体物に貼り付けてあったり、(多分フォントは同じ)まさに文字の海に泳ぐようで心地よいのです。
老眼の身には大変ありがたい展示でした。
彼女のプロフィールには大阪出身とありますが2歳で福井に転居にしており、実際は福井の子です。
実は彼女は私の一つ下の年齢で、私と同じ高校に通っておりました。
田原町(たわらまち)という駅が高校の最寄り駅で同じ名前の女子がいると話題になっていたと思います。
もちろん面識はありませんが、同じ環境で高校生活をおくっていたのです。
そして見つけたのが以下の写真のパネル。
ぐっと胸にきました。
(短歌の横には彼女の家に向けて出したハガキが飾られています。)
(俵万智の、最初の受賞が角川短歌賞だったのね)
追記
このミュージアムの特徴は写真撮り放題の点です。
商売に使う時は要相談だそうです。