聖天さまにお酒60本お供えがありました
私は聖天華水供を1000座修することになり、いま570座を超えたところです。
私が聖天さまを拝むことはずっと秘密にしてきたのですが、ここでカミングアウトします。
聖天さまによる化他行は許されない可能性があります。
もちろんいまは御祈祷できません。
さて、昨年に、当院の信者さんがお酒を(紙パック)60本、御寄進くださいました。
聖天華水供萬行までおよそあと一年かかります。
毎座お酒をお供えします。
その期間すべてのお供えに使ってほしいとのこと。
実は私は正直困惑しました。
①お供えをこの信者さんが独占すること
(他の人ならびに私自身のお供えが出来なくなる)
②よいお酒を差し上げたい。
③次々に送られてくるお酒の威容に驚いた。
等々です。
私はそれらの酒を早く使ってしまいたいという思いで一座ごとに2本差し上げていました。
つまり30座分ですね。(およそ一か月弱)
実は、その後、その信者さんから連絡がありました。
あり得ないほどの好条件で不動産の物件が見つかったとのこと。
聖天さまのおかげです、と大変感謝されました。
ポイントは私はこの信者さんのために特別なことは何もしていないということ。
聖天さまは、この信者さんの「ど~ん」と太っ腹な御寄進に感応なされたのだと思います。
私のちまちました世俗の常識を超えたお働きです。
(正直、私はすこし持て余していましたのですから)
私も15年くらい人様のために拝んでまいりましたが、もっとも宗教的に教えらえた出来事になりました。
人の計らいの小ささ、神仏のおおらかさ。
御寄進くださった信者さんに感謝です。
ありがとうございます。