③弁天護摩を修しました
「正しい願い」
ある信者さんの所有するアパートの空き室が埋まらないので、ご祈祷してくださいということで、毎月修していたのですが、半年たっても験がでません。
施主とご相談のうえ、大黒天供を別座で特別祈祷をおこないました。
すると、そのアパートの不備が何点か発見されました。
結局修繕してから、それが先ですよ。ということです。
アパートのオーナーの本音としては、人が入居すれば修繕費用が捻出できるということだと思います。
人情としてはよくわかりますが、そこは通らないです。
そういうところは神仏は融通が利かないところがあります。
そうやって私どもは鍛えられていくのです。
「正しい」とは人倫に外れていないということだけでなく、やることやれよ、ということがあります。
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写真は箸休め
葉がだめになった菊を花だけ浮かべてみました。