お父さんはフィリピンで戦死
先ほど70歳代くらいのおばあさまが、「四天王寺・英霊堂」にお参りにいらして、毎月お参りしてくださっているとのこと。
「お父さんは私のことを知らないんです。フィリピンで亡くなったんです。」
とのこと。
妊娠した妻を残して戦地に赴いた若者。
さぞ無念なことだったでしょう。
一つ嬉しかったのは、そのおばあさまの娘さんお二人が、ご一緒だったこと。
四天王寺ある限りお参りは続くと思えました。
寺が存続するのはこのような責任を追っているのです。
自戒しなくてはなりません。