あだ名禁止の小学校が増えている
今日、NHKの「所さん大変ですよ」で若大将こと加山雄三の特集があり、その中で、最近はあだ名が禁止される小学校が増えているとの紹介がありました。
びっくりしました。
よいあだ名も嫌なあだ名もあるでしょう。
でも、悪いあだ名をつけられて傷つく子の立場に立ちましょう。
と言われて異を唱えるのは大変困難だと思います。
〉弱者は弱者のままでよいのだ。
〉弱者は弱者のままで尊重されるべきだ。
ホントかよ。
弱者が救われるためには強くなること。
そのようなマッチョな価値観を削除して、一律あだ名を禁止にすることは、事なかれ主義だと私は言いたい。
(学校の先生も大変なのだろうと思います。ノイジィ・マイノリティーにいちいち対応できない事情もあるのでしょうね。)
追記
弱者とは何か、強くなるとはどういうことか。
全身の筋肉から力が失われ、目玉しか動かせないでいる人に「強くなれ!」と言う自信はありません。
でもまた、この人に「あなたは弱者だから生活の面倒は全部見ますね」と言うのも違う気がするのです。
変わる為には外部からの働きかけが必要だ、というのが私の最近の思いです。
「あなたはそのままでいいのです。」というメッセージは本当に優しいのだろうか?
という疑問がどうしても離れないのです。
限りなく弱者の価値観に寄り添っていくことが弱者への慈悲であるのか。
仏はときに大変厳しい存在です。
救いがたい人がいる、どうしても変われない人がいる、という現実も私なりに見てまいりました。
でも
私たち、強くなれたじゃ、ありませんか。