本日、稲荷大明神鳴動式を修しました
昨日、ダキニ天供養法を羽田先生からご伝授いただき、それに先立ち、稲荷明神を二柱当院に勧請させていただいていたのです。
通常秘仏にしておりますので、あまり大きな画面ではお見せできないのですが、中央の金剛鈴の両脇に左に女神、右に男神のお稲荷様が写っております。
稲荷神は神道系(伏見稲荷)と仏教系(豊川稲荷)の二つの流れがありますが、まさにお二方ともここにいらしてくださいました。師匠によれば、夫婦稲荷として和合円満(恋愛成就)を祈願したらどうかとご教授いただきました。
ダキニ天はお稲荷様とたいへん深い関係をもつ仏さまです。
近々に二十一座(21回)精進潔斎してダキニ天供養法を修します。
それに先立ち、先般、お授かりした「稲荷大明神鳴動式」を本日修しました。
真ん中のヒノキ製の仏具を「甑(こしき)」と申しまして、下のコンロでお湯を沸かし、お米を入れると「ぼ~」と不思議な音がなります。
八大龍王鳴動護摩供は龍神さまを勧請する修法ですが、本日はお稲荷様に来ていただきました。
幸いにもよく音が鳴ってくれました。
ただ、修法としていろいろ反省点もございます。もう少し工夫をしてみたいと思います。