行は道楽
思い返すといろいろ修行してまいりました
三千仏礼拝から始まり、不動真言一洛叉
四度加行、四国遍路、大峰奥掛、羽黒修験 その他もろもろ
諸尊法もいろいろ修させて頂きました
今、書いていて自分でもびっくり
いろんなことをしてまいりました
行はいろんなパターンがありますが、一週間山に籠もったりすれば、その間、何も生産せず、家族、同僚に迷惑をかけ、少なからぬ出費があり、周りの一般社会で生きているものからすれば舌打ちされてもしかたない存在です
実際、結婚されている行者は配偶者から白眼視されていることが多いと聞きます
このような行為を道楽と呼ばずしてなんとしましょう
行者は「私は尊いことをしているのだ」と胸を張ってはなりません
「修行で迷惑かけてごめんね」ぐらいのものです
行はさせて頂くものです
それは神仏に対してだけでなく、世俗の人に対しても持つべき態度だと思います
以前、行にいらしている社長さんが「社員がここに来たいと言えば(一週間休む)喜んで許可するのに」と言ってました
ならば「社員が一週間ハワイに行きたいと言い出したらどうしますか?」と尋ねるとそれはダメだとのこと
普通の人から見たら、一週間山ごもりの方がよほどへんてこな趣味だと思います
社長さんハワイいかせてあげて
行者が俺はこんなにすごい行をしてきたのだ、と威張り始めたらダメっすね
私は今日から十一面観音供養法千座万行に向けて最後の21座、この間久しぶりに動物性淡白質を摂らず一日一座行を続けます
この精進潔斎というのもけっこう周りに迷惑かけます
ごめんなさい😣
ほぼ炭水化物のみで生きていきますので太るし多分不健康なことです
やだやだ
そもそもこのような行をしてきたと世間に晒すのはみっともないことだと思います(恥)
これを冥府魔道と言わずしてなんとしましょう
生きててすいません(笑)