中村哲 歴史秘話ヒストリアより

 

照一隅(最澄)
ひとつひとつできることをしていく以外に何かを実現する方法はない


一隅を照らすという言葉は伝教大師最澄の有名な言葉です
この言葉の解説は世に多いですが、この中村氏の言葉は響きました
世界を救うのではない、目の前の人を助けるのだ

マザーテレサもほぼ同じことを言っているようです

「人々を救いたいのです」といって信仰を始める人がいます
ちょっと違うのよね

目の前の具体的な人を手助けしましょう

伝教大師もいろいろあってそこにたどり着かれたのだろうと想像しました
そこからしかきっと事態は動かないのでしょう
伝教大師は国のトップに影響をあたえることのできるお立場でしたが、その方の「照一隅」の言葉の意味は重いと改めて思いました

 

「最澄」っていいお名前ですよねぇ
最も澄む
「照一隅」は偉いお坊様がよく色紙に書かれます
NHK「歴史秘話ヒストリア 比叡山延暦寺 最澄 1200年のメッセージ」からです

 

実は番組の最後に中村さんの言葉として紹介されましたが、あとから思い出して書いたので正確には違うかもしれない
あとで修正する可能性あります

 

NHKプラスというサービスで確認しました
修正します
もとは
「ひとつひとつできることをする以外にできることはない」と書きました

中村さんの発言は
「世界中を豊かにするとか、全人類を救うとだとか、そういうことではなくて、一隅、自分の身の回りから照らしていってください 別に大きなことはせずとも、ひとつひとつできることをしていく以外に何かを実現する方法はない」
とおっしゃっています

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です