http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E6%9D%B1%E8%B1%8A%E9%9B%84
伊東豊雄 という建築家がいます
せんだいメディアパークという建物を設計した人です
建物の中に、鼓のような形に鉄骨を組んで、柱らしい柱の無いとても印象的な建物で、以前NHKで紹介されていました。
この建物を見るためだけに私は仙台に行きたいと思っています。(まだ行ってませんが)
この人が、津波で被災した東北の釜石市の新しい都市計画のプランニングを依頼され、その様子が本日のNHKで特集されていました。(よくNHKに出ますねえ)
この方は世界的に有名な建築家だそうで、御年70歳
押しも押されぬ方でしょう。
プランは合掌造りをモデルにした三角形の(正確には台形?)の集合住宅を作り、ミニ東京には決してならない(伊東さんの言葉)夢のある建築群を提案していました。
私がびっくりしたのは、このプランついて専門的な立場から意見を求められた東大の建築学科の教授と都市計画の若い専門家から、「これはちょっと無理があるのではないか・・」とダメだしを受けていたことです。
70歳、世界的な有名な建築家!が「ダメだし」される!
伊東さんはめげずに意見を取り入れて内容を修正します。
しかし、この奇抜なデザインの基本は変えずに釜石市の住民にプレゼンテーションをします。
こんな御大もプレッシャーと戦っているのだなあと
私ごときが「ダメじゃない」とか言われてもまあ、当たり前で、そんなにめげる必要もないとちょっと安心もしたのです。