ことし心に残った言葉

「一仕事、一始末」(ひとしごと、ひとしまつ)

ラジオの文化放送で、効率の良い時間管理についての話

①あらゆる仕事には必ず後始末が伴う
②次の仕事を始める前に必ず後始末を済ませるべし
③あとで複数の仕事の後始末のための時間をまとめてとるのは無駄

これだけのことである

こんなことは子供の頃からずっと母親に言われ続けてきたことだ

でも今回、とてもこころにしみた。
おそらく「一仕事、一始末」という短いフレーズが自分を律するのに便利なのだと思う。
「仕事には必ず後始末が伴う」がお気に入りである

「どうして出しっぱなしなの!!」とよく叱られたものだが、50歳もすぎてようやく腑に落ちた気がする。

私の人生が変わりそうな勢いである。

これは多分「悟り」である。

白隠禅師は「大悟十八回、小悟数知れず」とおっしゃたという。

これは本来悟ったと思っても慢心するなという意味で解説されることが多いようだが、私の師匠は「悟りを大げさに考えるな」という風に教えてくださった。

悟りにはいろんなレベルがあってお釈迦様の悟りだけが悟りではないということらしい。

人間関係や仕事の悩みも将来への不安も「悟り」が向こう岸に渡してくれる

聖なる世界からメッセージがやってくる。
悩んでいる最中よりは、そこから離れて忘れていたような瞬間に急にやってきたりする。
理屈を積んでの論理的なプロセスだけでは行けない世界、何かのきっかけでポンと違う世界に飛ぶ感覚。
あまり難しく考えないで、たくさん悟っていきたいと思う。

Let’s 悟り!