先日一週間山形の奥で修験道の修業をしてまいりました。
詳細は一回公表してはならぬという掟です

ただ、行中にお唱えした以下のことばに大変慰められましたので一部を公開します。

これは六根清浄大祓(ろっこんしょうじょうおおはらえ)と呼ばれるものの一節で、よくある唱え言葉であるそうなので上記の禁忌には触れまいと思います。

この文言の前後にことばがありますが、ある独特のリズムでこれを大勢で声にだしてお唱えいたします。

この手のことばは意味よりも声に出してお唱えすることで呪術的な、神秘的な力でもって私たちを包みます。お経もそうです。日本語で意味が分かるだけに、声に出すことで、その表層でなく奥の神様からのパワーを感じていただきたいと思います。すこしゆっくり読むといいでしょう。

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人は即(すなわ)ち天(あめ)が下の御賜(みたま)ものなり

(すべか)らく静め謐(しずま)ることを掌(つかさど)るべし

心は即ち神明(かみとかみと)の本(もと)の主(あるじ)たり

心神(わがたましい)を傷(いた)ましむること勿(なか)

(こ)の故(ゆゑ)

目に諸(もろもろ)の不浄(ふじょう)を見て心に諸の不浄を見ず

耳に諸の不浄を聞きて心に諸の不浄を聞かず

鼻に諸の不浄を嗅(か)いて心に諸の不浄を嗅がず

口に諸の不浄を言ひて心に諸の不浄を言はず

身に諸の不浄を触れて心に諸の不浄を触れず

意に諸の不浄を思ひて心に諸の不浄を想はず

此の時に清(きよ)く潔(いさぎ)よき偈(こと)あり