NHK ジェンダーサイエンス
11/3 19:30~

差別や「らしさ」に少しでも関心のある人は絶対見るべき内容でした。

 

①脳は身体よりずっと性に特化されていない。
②16年でテストステロン(男性ホルモン)は4分の3に減少。
③性自認の中枢がある。
④男性の女性化は8万年前からの現象
⑤…

 

目からうろこ落ちまくりです。

言い訳めきますが、私は「らしさが必要」と書いてきましたが、ロールモデルのない「自分らしさ」を追求するのは厳しい生きかたであると言いたいだけで、様々な「らしさ」はどんどん変化していくものだと思っています。ただ、あらゆる「らしさ」の否定はしんどいことだよと言いたいだけ。

 

しかし、この番組を見て、人類の「個性化」は避けられないかも、と思うようになりました。

いろんな人が居心地のよい空間を用意するべきとの学者の指摘がありました。

経済的には大変だろうなあと思いながら、そのしんどさを受け入れざるを得ないとも思いました。

「個性化」は「自己責任」でもあると思います。

それは誰もが自由に自分を生きられるバラ色の世界かもしれません。

でも自由ってそんなに楽かしら、というのが私の一抹の不安です。

この番組はシリーズです。
必見!

 

追記。男性の女性化は性欲、競争心の減衰であり、少子化につながるものであるということを番組は認めます。ただそれを社会の仕組みで補っていけるとも。

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