師僧の金翅鳥院、拙寺の上願寺ではご希望の信者さんに戒をお授けしています

これが先日書いた五戒で、これだけでは僧侶になれるわけではありません
三井寺(天台寺門宗本山)で授けていただける戒は十善戒と申しまして、これを授かることが僧侶として認められる最低条件となります

もちろん十善戒は本山以外の寺ではお授けできません

逆に在家の方が戒(五戒)を授かることは滅多にないことのようです

知り合いのお坊さんにお尋ねしましたが、やはり生前戒名をお授けするときに、事前に戒を授けるというタイミング以外にはほぼないだろうとのこと
(ここ重要です 試験に出ます! ちゃんとしたお寺で生前に戒名を頂くにはちゃんと戒を授かるのです ネットで名前だけ貰うというのは本来ありえません)

お坊さんになるにしても、本来はまず僧侶見習いとして五戒を授かり、修行後に十善戒を授かるという2段階を踏むのが望ましいと思いますが、たいていは最初から十善戒だと思います

話は随分トリビアな内容になってきましたが、言いたいのは金翅鳥院と上願寺は大変珍しく貴重なことをしているということです(笑)

次回はいよいよ戒を授かるとはどういうことかについてのお話が始まります

明日は師僧と長野の奥の院です
四時起きです
今日は金翅鳥にお泊りです
添い寝はりょうたくん

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